【雑記】レオナルド・ディカプリオとリヴァー・フェニックス

あの日、ヴァイパー・ルームに向かう直前のリヴァーに、

レオナルド・ディカプリオが遭遇していたと。

joshi-spa.jp

 

ずっと憧れていた人にようやく会えたと思ったのもつかの間、

彼の姿は人混みの向こうに消えてしまった。

まるで映画のワンシーンみたいに。

 

リヴァーが起用されるはずだった役をレオがいくつか務めたのは有名な話。

その裏にこんなエピソードがあったなんて。

永遠に手の届かない背中を追いかけるような、

歯がゆさを抱えていた部分もあったんじゃないかなんて想像してみる。

 

こちらの記事を見ると、

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のオーディションも受けていたそう。

ブラピ × トム × レオという麗しのキャスティングも見てみたかった…。

(一番見たかったのはリヴァーが演じるインタビュワーですが)
www.excite.co.jp

 

子役時代から活躍していながらハリウッドの悪習につぶされず、

レオが立派な俳優として大成してくれたのは、

リヴァーの悲劇に心を痛めた経験が生きているのかもしれない。

【雑記】ルーシー・リュー、女神の微笑み

わたしの中ではずっと「アリーマイラブ」印象が残っていて、

ルーシーと言えば高飛車、仏頂面ってイメージだったのですが。

 

「エレメンタリー」のワトソンが随所で見せる

慈愛に満ちた微笑みが、ほんとに美しかった。

彼女が仏のような、女神のような圧倒的な包容力を醸し出していることで、

シャーロックとワトソンの信頼関係がそこかしこに感じられます。

 

シャーロック役のジョニー・リー・ミラーの繊細な演技もすばらしいんです。

シーズン2の終盤、兄マイクロフトへの複雑な心情が描かれるあたりは震えました。

人間離れした才能と人間味あふれる葛藤を

見事に両立させていて、とても見応えのあるストーリーでした。

 

そうやってシーズン2は濃厚なエンディングを迎えたのに、

シーズン3の予告が軽いトーンなので、まだ見始められてません…。

 

www.afpbb.com

【映画】シンプル・フェイバー

映画でも観に行くかと思い立って、グリーンブックと迷った結果、

ブレイク・ライブリーのパンツスタイルを拝みたいという不埒な理由でこちらを選択。

 

一時期ゴシップガールにハマった身としては、気になるのですよ。

セリーナ以外のブレイク・ライブリーってどんななのか。

ちなみにわたしはB&C推しです。

いや、シーズン2しか見てないから、結末知らないんだけども。

 

映画を観終わった感想としては「えー、こうなるの?!」という驚きの連続。

緻密な伏線なのかなって深読みしてると、毎回裏切られるw

見事に振り回されました。

真面目に推理しようとするほど、ひっくり返されるんじゃないかな。

でも、そのジェットコースター感が爽快で。

飽きさせないテンポ、ストーリーを盛り上げるフレンチ・ポップス、

そして登場人物の思い切りの良さが、刺激的なスパイスになったのかなと思います。

 

ひどい言い方をすれば、みんなだめ人間なんですよ。

言ってることとやってること違うし、どっか詰めが甘くて、欲深くて。

だけどそれがリアルな人間の姿。

現実離れしたようでいて、どこかシンパシーも感じる設定に、惹き付けられたのかもしれません。

軽快なエンターテイメントって感じで意外と好きでした。

 

使用曲がどれも良くて、YouTubeでコンピレーション見つけてずっと聴いてます。

あと、ジンベースマティーニがめっっっちゃ飲みたい。

飲みたい。

「わたし、絶滅すべきでしょうか?」

元号が発表されて、お祝いムード高まるこの日に。

わたしはひとり、衝撃的な記事を読んでいました。

それは、かつての恋人が映画の感想をつづった記事。

 

主人公があまりにもわたしを彷彿とさせ、

その毒を喰らい、古傷がえぐられてしまったのだそう。

 

なんだそれは。

 

「きみのことは好きだけど、結婚に踏み切る納得感がない」

付き合い始めて丸4年を迎えるころ、そう言われて泣く泣く別れた相手です。

王道のデートスポットで、ふたりで泣きながら、別れ話をした記憶があります。

ここまで忌むべき過去にされていたとは、知りませんでした。

きっと平和に終われるように、オブラートに包んでくれていたんですね。

別れの日からもう、5年以上が経つので、

わたしの記憶も都合よく書き換えられてしまったのかもしれません。

 

記事の中で一番突き刺さったのは、この一言。

「彼女の思考回路に飲まれたら、幸せになれないと感じた。」

もともと自信を持てない性格のわたしですが、

彼と付き合っていたころは、大きな挫折を味わった直後で、

順風満帆な彼への引け目も相まって、毎日不安を抱えていました。

彼は、そんなわたしを根気よく励まし、人生の軌道修正を手伝ってくれました。

いまでも彼への感謝と尊敬は尽きません。

 

今回思い返してみてわかったのは、

当時のわたしがいかに彼に甘えきっていたのかということ。

彼が与えてくれるエネルギーだけが、わたしの原動力でした。

自分で自信を生み出す術を覚えず、彼に作ってもらおうとばかりしていた。

そうやって彼は疲弊し、最後には逃げ出してしまったのでしょう。

 

実は、彼と出会うよりも数年前、1年間付き合った恋人にも言われているんです。

「きみのことは好きだけど、一緒にいたら幸せになれない」と。

 

あれ… わたしなんにも成長してない…

 

自分では経験を重ねて、気持ちも落ち着いて、成長したと思っていたんですが、

決定的な欠点を暴かれたような気分です。

 

ここ数年、だんだん自分がひとりになっていく感覚を味わっていて、

孤独と捉えて悲しみに引きずり込まれそうなときもある。

だけど、人間って本来ひとりぼっちなもので、

どんなに足掻いても、その事実から目をそむけることはできない。

 

この世界から絶滅しないために、

わたしはわたしの足で立って、

これで良いんだって決めた道を

胸を張って歩いて行けるようにならなくちゃ。

 

まずは、映画の原作読んでみよう。。

【ボイメン】もうすぐナゴヤドーム

ずっと、洋画、海外ドラマ、ミュージカルを好んできたわたし。

「アイドルの現場」に参戦するなんて、同じCDを何枚も買うなんて、これっぽっちも想像していなかったのに。

ついに、現実になってしまった。そんなわたしを沼へと引き込んだのが、

 

そう、BOYS AND MEN である。

 

彼らを知ってまる3年。

初めは正直、好きになれなかった。

だって、いまどき衣装がヤンキースタイルの学ランて。

なんか人数多いし。ガチャガチャしてるし。

 

でも、見守るうちに彼らのとめどないエネルギーがひしひしと伝わってきた。

どんな仕事にも全力でぶつかって、少しずつ歩みを進めていくその姿を見ていると、

「夢は諦めなければ 必ず叶う」

その言葉は真実なんじゃないかって、信じる気持ちが湧いてくる。

 

夢を、ではなくて

夢を叶える過程を、その道のりを歩んでいく姿を、見せてくれる存在。

 

そんな彼らがまた1つ、夢を叶えようとしている。

わたしにはこんな雑記を書くことくらいしかできないけど、

彼らの夢が、少しでもより良い形で叶うように。そう願って。

【CD】エリザベート2015年公演

ずっと封印していた新エリザベートのCDをようやく開封して作業中に聞き始めた。
井上トートは「迎えよう」の後にシシィに一目惚れしてるんだな。
山口トートのときは、これまでも存在を知っててずっと好きだったのかなって思ってた。

山口トートは、ゴンドラ登場から脳を溶かすような甘い歌声で、あの淡々としたトーンが人智を超えた力を持っている印象。
神とか魔王とか。「神々しい… 拝んでおこう…」って気持ちになってうっとりして帰れる。
あれは、夫とすれ違い、姑と対立し、孤独に戦う日々を送っている奥様たちの心のオアシスだったのではないか。
きっとそう。自分を心から欲してくれて、常に寄り添って、見守って (監視して?) くれる、あんなに麗しい「何か」がいたら、頑張れる気がする。

井上トートは、強い熱情に動かされるがまま、耽美に、退廃的に存在しているイメージ。
悪魔だったり、邪神だったり。ゲームなんですよね。「もてあそんでるうううう」ってもだえさせられる。
一度だけ拝見できたのだけど、そのときのラストシーンの表情を見て愕然とした。
え、待って、あなたの胸の中には、すっかり安心して満たされたシシィがいるのに…。
胸を撃ち抜かれましたね、ほんとに芳雄くんのお芝居大好きです (初演時の感想です)。
新演出でトートの動きが増えて、シシィと絡みやすくなったのもあるのかなー。

ちなみに山口さんが好きなので、旧世代は山口トートしか見たことありません。
他のキャストさんも見てみたかったんですけど、チケット取るときになると思い切れなかったんですよね…。

新世代ももちろん、すばらしいし、これからさらに良くなっていくと思うのだけど、
私の中のエリザベートは、旧世代で完成してしまっているため、このイメージはくつがえらないだろうと思います。
一番イメージがぬぐえないのが、高嶋ルキーニ。もうきっと、あの濃い味付けじゃないと、満足できません。
村井国夫さんもダンディでよかったな~、シシィがパパに憧れる気持ちが無条件にわかる。

あと、禅フランツは優しさが果てしなくて、シシィを包み込もうとするのに、過去のトラウマからどうしても溝が埋まらず、
その大海のような優しさをもってしてもシシィに受け入れてもらえないところがすごく切なくて、
綜馬フランツはさすがゾフィー様のご子息って感じの厳格さを持ちながらも、シシィに心底惚れ込んでいて、大切にしたいのに、
不器用さゆえにおそるおそる手を差し伸べることしかできず、結果拒まれてしまってすごく切なくて。
どちらを見ても心が締め付けられて、「悪夢」を聞くのがとてもしんどかったです。

あ~、1936ルキーニがイケボすぎる… ルキーニルート登場しないんでしょうか…w
ちょっとキリがないので、作業に戻ります。

【映画】モネ・ゲーム

新年の映画放送を少し楽しみにしていたのだけど、

今年はNHK BSの映画マラソンにあまり惹かれず、特に収穫がなかった。

でもGyaoで「モネ・ゲーム」が配信されているのを発見。

 

わたしの永遠のあこがれアラン・リックマン氏と、

愛すべき不器用男を演じさせたら右に出る者はいないコリン・ファース氏が出てて

封切り当時から見たかった作品。

 

ちなみにコリンはこの映画でも「ハリー」役。

大好きなキングスマンでもハリーだったので、不思議。

と思って調べてみたら、マンマ・ミーアでもハリーだった。不思議。

 

さて、このモネ・ゲームでまず面白かったのは、

オープニングのアニメーションでほぼ全編のストーリーを見せてしまうところ。

エンディングまで終わってから見返しても、だいたい合ってる。

でもこの刷り込みが意外と重要なのかも。テキサスのバーのあたりで効いてくるかと。

オープニングだとほんとにキングスマンみたいにかっこいいし。

 

随所でキングスマンを思い出してしまうキングスマン ファンのわたしですが

(スーツ姿なだけで、彷彿とさせるシーンがあるってほどではないかな)

今回のハリーはおっちょこちょいでほんとに見てられない。

「やらかしてしまう」シーンが苦手なので、思わず手で画面覆ってしまったり。

でもそこがすごく愛おしいというか、応援してしまう魅力があるんですねえ。

 

シャバンダー氏も素敵だった。

ハリーのイメージではかなり悪いやつなのですが、実際は優秀なビジネスマン。

そのあたりのバランス感が観てて落ち着く映画でした。

このタイミングで見ると、ドナルド・トランプがイメージされてそうに思える。

最後に引き合いに出されてるし。

 

いやーしかし嫌な男の役でも、いつでも麗しいのがリックマン氏。

ビジネス モードのときは特にセクシーでした。。

アニメーションにならって書類バサバサ落としていくシーンはかわいいし。。

何より、セミヌードには度肝を抜かれました。だって御年65歳くらいですよ、当時。

新年早々悶絶してる自分を振り返って、何歳になっても変わらないものだなあとしみじみ。。

 

スタンリー・トゥッチ氏が出てたのも嬉しかったな。

わたしの中ではナイジェルのイメージが強すぎるけど、

それに加えてジュリー&ジュリア観てから、あったかい空気感が好き。

 

そしてもうひとつ見どころだったのが、日本人チーム。

最初は前時代的な描かれ方だなあと思ったけど、最後まで観ると実はそうでもない。

英語や日本語の発音からしても、きちんと日系の役者さんが起用されているようで嬉しい。

「無礼講だ!」とかセリフかセリフじゃないか微妙なところも

ちゃんと日本語で表現されていて、製作にも関わっている人がいるのかな?

タカガワ社長役の役者さんが強い存在感を放っていたので調べてみたら、

イギリスで広く活躍されている伊川東吾さんという日本出身の役者さんで、

ラストサムライにも出演されていたそう。今度観るとき注目してみよう。

 

最後はハリーがかっこよくなるんだけど、

どう考えても結果オーライな感じで、やはり憎めない。

どんでん返しっていうほどでもないし。あ、あの通訳の人は驚いたかな。

 

というわけで最後のサプライズ感は薄かったものの、それぞれの多面性が生きてるおかげで、

みんなかわいくてかっこよくて、好きになってしまう度が高い作品でした。

趣味が合う友達には勧めると思います。